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三井物産、宮城県東松島市とメガソーラー建設へ（2012.12.4）

　三井物産（東京都千代田区、飯島彰己社長）は4日、宮城県東松島市と公有財産賃貸借契約並びに災害時に係わる覚書を締結、メガソーラー建設及びカーポート屋根置き型太陽光発電設備を設置すると発表した。
　この『東松島市復興支援事業』は、東日本大震災で甚大な被害を受けた東松島市の復興支援を目的としたもので、事業形態は三井物産100％保有で行われる。メガソーラーは、東松島市の沿岸部約4万7000㎡の土地に発電容量3581kWを設置する。モジュールは京セラ製を採用、2013年1月に着工し、10月に稼働させる予定だ。
　一方、カーポート屋根置き型太陽光発電設備は、災害時の非常用電源としても活用できるよう、東松島市の防災拠点となる公共施設3か所の駐車場スペースに設置する。発電容量は3か所合計270kW、モジュールはパナソニック製を採用、13年1月に着工、3月の稼働を目指している。
　同事業の総投資額は約12.4億円。EPC（発電所の設計・調達・建設）はユアテック（仙台市宮城野区、大山正征社長）が担当する。（2012.12.4）