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デイリーアイDaily eye

NTTファシ、山梨で太陽光発電システム試験場建設  2012.2.10

 太陽光発電のEPC(発電所の設計・調達・建設)国内大手NTTファシリティーズ(沖田章喜社長)は10日、山梨県北杜市長坂町の敷地4万u内に、太陽光発電システムの実証試験場「Fソーラーリサーチパーク」を建設した。国内外16メーカーの太陽電池モジュールを設置し、モジュールの実証評価に加えて、架台や設計技術の開発も進める。太陽光発電システムの最先端のノウハウを蓄積する世界的な試験場を目指す。
 同試験場は、「北杜サイト太陽光発電所」に隣接する長坂町塚川地区と夏秋地区に建設された。NTTファシが独自に手掛けたもので、「モジュール評価エリア」のほかに、「架台検証エリア」と「設計技術検証エリア」を設けている。
「モジュール評価エリア」では、モジュールの発電特性や劣化特性を計測するほか、各メーカーが製品化した新型モジュールの実証試験を行う。2011年度は日本、韓国、中国、インド、台湾のメーカーの新型モジュール16種とリユースモジュールを、出力換算で計233kW分設置した。今後は経年変化のデータも取得していく。最終的にはモジュールの設置量を2MWまで増やす予定だ。
「架台検証エリア」では、軟弱な地盤にも対応できる不同沈下対策架台や、発電量の増加につながる手動式傾斜角可変架台などを開発する。「設計技術検証エリア」ではモジュールとパワーコンディショナのマッチングによる発電特性への影響を評価するなど、太陽光発電システムの設計や運用に関する知見を高める。(2012.2.10)
お詫びと訂正
 PVeye2013年3月号24頁4段目の右から3〜4行目に「多数台連系の認証を取得」とありますが、正しくは「独自に複数台連系の試験を実施」です。読者の皆様、また関係者の方々にご迷惑をおかけしましたことをお詫びし、訂正いたします。
      
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