デイリーアイDaily eye
米再エネ大手破産 子会社ユナイテッド売却へ 2012.2.14
米国の再生可能エネルギー大手エナジー・コンバージョン・ディバイシズ（ECD）は14日、会社更生手続きの適用を米ミシガン州デトロイト市の連邦破産裁判所に申請した。米国破産法11条に基づき、事業売却などによって経営再建を図る。同社の子会社で薄膜シリコン型太陽電池モジュールメーカーのユナイテッド・ソーラーは売却される方向だ。
ECDが2011年11月に発表した四半期決算（2011年7月〜9月）によると、モジュールの販売量が11.4MWと振るわず、売上高は前年同期比66.3％減の2195万6000米ドルと激減している。営業損失は前年同期の984万9000米ドルからさらに増加し、5105万5000米ドル。資産総額３億1843万3000米ドルに対し、負債は３億4907万5000ドルに上っていた。
世界的な太陽電池モジュールの市況軟化、欧州市場での需要停滞などによる影響を受けたことが大きい。同社は2011年末、経営改善に向け、人員削減を実施したほか、在庫調整に伴い一時製造を停止するなどして対処したが、自助努力では再建できなかった。
なお、ECDの子会社で、太陽光発電のEPC（発電所の設計・調達・建設）事業を行うソーラー・インテグレード・テクノロジーズも、連邦破産裁判所に破産法7条の適用を申請している。（2012.2.14）
ECDが2011年11月に発表した四半期決算（2011年7月〜9月）によると、モジュールの販売量が11.4MWと振るわず、売上高は前年同期比66.3％減の2195万6000米ドルと激減している。営業損失は前年同期の984万9000米ドルからさらに増加し、5105万5000米ドル。資産総額３億1843万3000米ドルに対し、負債は３億4907万5000ドルに上っていた。
世界的な太陽電池モジュールの市況軟化、欧州市場での需要停滞などによる影響を受けたことが大きい。同社は2011年末、経営改善に向け、人員削減を実施したほか、在庫調整に伴い一時製造を停止するなどして対処したが、自助努力では再建できなかった。
なお、ECDの子会社で、太陽光発電のEPC（発電所の設計・調達・建設）事業を行うソーラー・インテグレード・テクノロジーズも、連邦破産裁判所に破産法7条の適用を申請している。（2012.2.14）
お詫びと訂正
PVeye2013年3月号24頁4段目の右から3〜4行目に「多数台連系の認証を取得」とありますが、正しくは「独自に複数台連系の試験を実施」です。読者の皆様、また関係者の方々にご迷惑をおかけしましたことをお詫びし、訂正いたします。
ヴィズオンプレス株式会社
PVeye2013年3月号24頁4段目の右から3〜4行目に「多数台連系の認証を取得」とありますが、正しくは「独自に複数台連系の試験を実施」です。読者の皆様、また関係者の方々にご迷惑をおかけしましたことをお詫びし、訂正いたします。
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