香港のシリコンメーカー、GCLポリエナジーホールディングスは6日、メガソーラー発電所の開発を手掛ける米大手ディベロッパーのNRGソーラーと合弁会社スノラ・エナジー・ソリューションズ1(Sunora Energy Solutions 1)を設立した。出資比率はそれぞれ50%。スノラはEPC(発電所の設計・調達・建設)として、NRGが開発した太陽光発電所を建設する。シリコン大手のGCLがEPC分野への展開を強化している。
GCLはこれまで、太陽電池の原料であるシリコンウエハやポリシリコンの生産拡大を進めており、ウエハの年産能力は2011年7月末時点で6.5GWに到達。ポリシリコンの生産は2010年に開始して以来、急ピッチで増強、2012年半ばには年産能力を6万5,000トンに引き上げる計画だ。
さらに、EPC事業にも着手。太陽光発電システムの供給から、発電所の設計や建設、資金調達まで手広く行う。11年第4四半期から12年初めまで、発電容量にして70MW分の太陽光発電システムをNRGへ供給した。14年末までに太陽光発電システムを毎年最大で200MW供給する予定だ。
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