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太陽光発電の専門メディア 月刊誌“PVeye(ピーブイアイ)” 25日発刊

デイリーアイDaily eye

日本アジアG、フロンティアとメガソーラー開発  (2012.3.29)

 IPP(独立系発電)事業の拡大を目指す日本アジアグループ(東京都千代田区、呉文繍社長)は29日、国内のメガソーラー開発および運営事業について、太陽電池モジュール大手ソーラーフロンティアとの間で、モジュール供給や開発案件の選定に関する事業提携を結んだ。
 傘下の国際航業ホールディングスの完全子会社化を4月1日に控える日本アジアグループでは、合算で約100MWものメガソーラー開発を検討中である。さらなる開発案件の追加や大規模化も想定するが、実現には機材調達の安定化、開発期間の短縮化およびコスト低減など円滑な事業化が必要不可欠であった。そこでソーラーフロンティアとの提携によって、CIS薄膜太陽電池モジュールを中心とした太陽光発電システムを導入し、高品質かつ経済性の高いメガソーラー開発を目指すというもの。
 一方、日本アジアグループによるIPP事業とは、100%子会社のJAG国際エナジーが、企画開発はじめ設計、投資、プロジェクトファイナンスの組成、運営管理まで一貫して担う。さらに傘下に持つユナイテッド投信投資顧問や日本アジア証券が、再生可能エネルギー投資ファンドの組成を通じ、中長期に渡る資金調達を図っていく体制を構築済みだ。
 今回の提携によって、両者は7月に施行を控えたFIT(全量買取り式の固定価格買取り制度)を睨み、日本アジアグループが持つ全国250ヶ所以上、発電規模換算で約4000GWの開発候補地から、2社間で恊働展開するIPP事業を選定し、案件に応じ暫時、ソーラーフロンティア製システムの導入を推進する予定である。(2012.3.29)

お詫びと訂正
 PVeye2013年3月号24頁4段目の右から3〜4行目に「多数台連系の認証を取得」とありますが、正しくは「独自に複数台連系の試験を実施」です。読者の皆様、また関係者の方々にご迷惑をおかけしましたことをお詫びし、訂正いたします。
      
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