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デイリーアイDaily eye

神奈川県、「かながわソーラーバンク」参加拡大  (2012.4.10)

 神奈川県は10日、住宅用太陽光発電システムをリーズナブルな価格で普及させるプロジェクト「かながわソーラーバンクシステム」について、今年4月から6月までの設置プランを発表した。戸建住宅向けに加え、共同住宅向けも新たに追加、前年度から継続する28プランと合わせて合計87プランとなった。参加事業者も前年度の12共同体・販売店306社・施工業者254社から、17共同体・販売店426社・施工業者313社に増加、4月11日から受付けを開始している。
 87の設置プランのうち、10年の余剰電力買取り期間で売電収入及び電気料金節約分により、設置費用の回収が見込まれるプラン数は21となっている。設置プランは屋根の形状や材質によって異なり、事業者が重複している場合もある。現在参加する代表事業者は、シャープアメニティシステム、ソーラーフロンティア、ハウスケア、京セラソーラーコーポレーション、サニックス、ノーリツ、エジソンパワー、イスズ、トリナ・ソーラー・ジャパン、Up solar Japan、工藤建設、神奈川県電機商業組合、カネカソーラー販売、三菱住環境システムズ、日本フォームサービス、小島組、元旦ビューティ工業の17社。
 同システムは、まず県が参加を希望する事業者から提案された住宅用太陽光発電設備の設置プランを販売価格、数量や地域、販売施工体制、アフターサービスなどの点から評価し、選定する。そして、受付け窓口である「かながわソーラーセンター」で県民からの設置見積りの申し込みを受付け、その見積り申し込みから設置プランを提案し、選定された事業者に送付、個別協議に移るというもの。国や神奈川県・市町村からの補助金を受けることも可能。地元金融機関によるソーラーローンの案内も行っている。
 なお、「かながわソーラーセンター」は今年度よりNPO法人太陽光発電所ネットワークから財団法人藤沢市産業振興財団に業務委託先を変更している。11年12月22日から12年3月31日までの実績は、相談受付件数1084件、見積もり申し込み受付件数261件。
(2012.4.10)

お詫びと訂正
 PVeye2013年3月号24頁4段目の右から3〜4行目に「多数台連系の認証を取得」とありますが、正しくは「独自に複数台連系の試験を実施」です。読者の皆様、また関係者の方々にご迷惑をおかけしましたことをお詫びし、訂正いたします。
      
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