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ヒロセー、太陽光発電所向け高圧配電設備発売　　（2012.7.11）

　配電盤メーカーのヒロセー（香川県三豊市、沖元勝一社長）は11日、自社製高圧盤と東芝三菱電機産業システム製パワーコンディショナ、三菱電機製高圧変圧器を組み合わせたパッケージシステムを発売すると発表した。
　同システムはパワーコンディショナ（500kWタイプまたは250kWタイプ）、高圧開閉器（高圧断路器・真空遮断器、サブ変電所タイプは高圧交流負荷開閉器）、高圧変圧器、補助低圧変圧器、集電盤を一体化したもの。現地組立工事も必要とせず、専用電気室建屋や大型シェルターも不要となるため、大幅なコストダウンに繋がるという。
　また、MWクラスの大規模発電所の場合の分散配置や集電盤機能内蔵により、ケーブル使用量も削減できるなどの特長を持つ。塩害対策を施していることに加え、遮熱構造も採用している。
　ラインナップは出力496kWタイプと248kWタイプの2種類。パワーコンディショナの出力は500kWと250kWだが、それぞれに高圧変圧器の損失分を加味している。
（2012.7.11）