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楽天、住宅用太陽光システム発売日本エコと提携　（2012.7.9）

　楽天（東京都品川区、三木谷浩史会長兼社長）は9日、住宅用太陽光発電システムを「楽天ソーラー」としてインターネット上で販売することを発表、17日から開始する。
　同社の太陽光発電システムの特長は、ネット通販という販売方法を採用したこと。日本エコシステム（東京都港区、重見俊夫社長）と提携し、販売から施工まで一貫して行うことで販売価格を抑えた。
　同システムは、出力が2.77kW（補助金控除後の機器一式標準価格は税込95万円）、3.33kW（同115.5万円）、3.88kW（同132万円）、4.44kW（同148.5万円）の4種類である。太陽電池モジュールは国内大手メーカー製多結晶シリコン型を採用した。
　また、ウェブサイト上の「楽天ソーラー」で、設置場所の住所を入力すると、衛星写真を基に最適な製品を自動算出し、補助金情報や想定発電量、節約できる電気代などを試算するサービスを提供。設置後は、NTTスマイルエナジー（大阪府大阪市、谷口裕昭社長）の「エコめがね」を使い、パソコンやモバイル機器で状態を確認することも可能としている。（2012.7.9）