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損保ジャパン、太陽光発電の売電収入補償を開始　（2012.8.27）

　損害保険ジャパン（櫻田謙悟社長、＝損保ジャパン）は27日、太陽光発電事業者向けに火災保険にセットする「売電収入補償特約」を10月1日より発売すると発表した。発売より1年間で契約件数1000件、保険料収入約2億円を見込む。
　今回発売する「火災保険　売電収入補償特約」は、火災や自然災害などの事故発生により生じた営業利益の減少分に対し、契約時に定めた保険金額を上限として保険金を支払うサービス。事故で売電収入が減少した場合、営業利益の減少分と臨時で発生した人件費などの収益減少防止費用を補償する。
　営業利益の減少分は、NEDOが公表している日射量データベースを基準に算出する。また、保険料は事業計画上の当年度売電収入の見込みをもとに算定。事業計画値を上回る売電収入があった際の追加保険料は不要で、事業計画値を下回った場合、保険料の一部返戻することもあるとしている。（2012.8.27）